世の中の矛盾!己の矛盾!blog

人には色々な考え方がある。その考え方をこのブログにてぶつけて正しい事かを問い詰めて行きたい。

初出社!

ドキドキワクワクの中初出社。

先ずは、自己紹介を兼ねて皆さんに挨拶して回る。そしていざ設計室に入ると狭い!

多分4畳の部屋に人が3人狭すぎるだろ!

 

設計課は、リーダーのOさん、先輩のYさんとSさんの3名で仕事を回しているみたいです。

リーダーのOさんは、年齢30前半妻子持ちのヤンキーチックな方。

Yさんも30前半既婚者で身長が180cm以上の長身、車の免許は無いがバイクの免許所持にて会社にはバイク通勤。

そして、Sさん20半未婚者車所持(シルビア)ここまでは良い、なんと会社に住んで居ました。

この会社の何処に住んで居るのかと言うと、会社の奥の製缶場2階!

部屋に行く際は、工場内の製缶場より急な階段を上がったら直ぐの部屋だ(ほぼ屋根裏部屋)部屋は、4畳半エアコン完備フローリング。

風呂は、工場の洗面所にてシャワーがありました。ガス、水道等は事務所横の食堂を利用。正直良く製缶場の2階に住むなぁと部屋の中溶接の煙でやばい状態じゃないのと思いました。

あと、工場内の夜めちゃくちゃ怖い。家賃無し、光熱費無しでも俺なら絶対に住みたくない。(嫌すぎる)

私を入れてこの4名にて設計課スタート(私は見習い役立たずですが・・・・)

設計室には、大きい机が2つとドラフターなる図面を書く物2台が御座いました。

ドラフターは、食堂にも2台。

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ドラフター

設計室は、私とOさん。食堂はYさんとSさんと言った感じです。

Oさんより最初の2ヶ月勉強して設計と言う職業を理解しようと

「給料もらいながら勉強できるのか」と心で思う私であった。

最初は、図面の理解。単純に図面が読めるかどうか。当然読めない私。

機械設計の図面の種類は、組立図、部品図大雑把にこの2種類からの構成で組立図をバラバラにすると部品図となる。

初めの作業は、Oさんが書いた図面を私が設計の参考書と共に何枚も確認作業。理解するまで永遠と図面を確認する毎日。

組立図と照らし合わせて図面の専門用語や基礎知識を理解して行く。

次に初めてのドラフターを使い図面作成を行った。

Oさんが手書きで書いた図面を私がドラフターを使い正式な図面にする作業。

徐々に慣れて行き次は自分で設計する為の基礎・・・・計算だ。足し算、引き算、掛け算、割り算この当たり前な計算は当然出来る。次に行き成り訳の分からない三角関数

sin,cos,tan・・・・。

設計者なら当たり前であるが、私は真面に学校を出てない全然分からない。

私「Oさん。私大学行ってないので英語入っている方程式は解りません」

Oさん「・・・・」

Oさん「〇〇君は無理して覚えなくても様よ。追々覚えるから無理せず頑張ろー」

よくよく考えたら三角関数など中学で教わる方程式。Oさんはそれを馬鹿にもせず、一から指導。

俺は本当に馬鹿だ。基本すら解らないで設計者を目指すなんて世の中舐めてる。

その日の帰り早速古本屋にて数一の参考書と機械設計の基礎参考書を購入して猛勉強。

多分人生で一番勉強したと思う。

段々慣れて行き初めてOさんより図面を書いてみようと指示かあり。

初めて書いた図面が機械の架台である。

しょぼいかもしれないが初めて自分の書いた物が品物になった時は嬉しかったです。

 

入社より2ヶ月Yさんが会社に来なくなりました。

見習いの私が気にかけるのも変だが、何故だろ。

結局そのまま退職したのだが何故退職したのか解らないままYさんは居なくなった。

 

歳が近いSさん

顔立ちはハーフっぽい顔立ち。

以前話したが、私はシルビアが欲しかった事も有りSさんのシルビアに乗せてもらった。運転席に座らせて頂いた時ビックリ前が全然見えない。何故だ。

めちゃめちゃシートを倒して運転してる。こんなで運転出来るのか。マジかよ。

大体Sさん私と身長が変わらないのにプライベートで横にいると私より背が高い何故だ。

足元を見るとラッパズボンの下にシークレットブーツ・・・ウソでしょ!今時シークレットブーツ履く人いるのかよ!

本とこの人だけは良くわからない。

結局このSさんもYさんが辞めてから直ぐ会社を辞めて行った。

理由を聞くと事務所の陰険ないじめと製缶場2階での生活が厳しかったとの事。

でしょうね。流石の私でも会社で一人暮らしはしたくない。本当にめちゃめちゃ気味が悪いから。それと、会社休めないからね。

 

私が入社して3ヶ月後Oさんと二人での設計課。私は役に立てるのでしょうか。

 

この会社の設計業務めちゃめちゃ幅が広い。

自動専用機の設計、検査機器の治具製作、金型設計。

機械の組み立て、配管、電気の配線、自動機の修理、立ち合い、打ち合わせ等本当にめちゃめちゃありすぎる。

 

私が少しでもOさんのお役に立ってれば良いが殆どサポートばかり。

この現状化でOさん体を壊し入院しました。

この日より解らない事を毎日書き求め会社の帰りに病院に毎日通う事になる。

Oさんが退院しても自宅にお邪魔しました。(ホント迷惑だよね)

この出来事より少しづつ自立して仕事を行う様になった。やっぱ人間危機感を持たないとダメなんだなぁ。

とは言ってもまだまだOさんの足下にも及ばないのは当然の事である。

 

Oさんメチャクチャ頭が良い人だ。

だって全然訳の解らない方程式で図面を展開していたり、電気の配線やソフト制作なんかも行っていた。マジで凄い。

だけど、Oさん女癖が悪い。しかも、体が弱く月に1週間は欠勤。本当に凄い人なんだけどねぇ。

 

話は少しそれるが、この会社本当に年齢層が高い!

殆どが40歳以上!平気なのかなぁ。事務員の二人も60歳以上2人。マジかよ。

大体いちばん若いのが私で次に若いのがOさんの32歳。次からは全て40歳以上!

でもこの会社の良い所、ボーナスが在籍1年以内で出た。社員旅行が年に2回。金回りが良いのかなぁ。ちなみに私は見習いだから給料は安いのは当然だが、Oさんが給料いくら貰っているかは判らないが安いとよく嘆いていた。

この会社の社員旅行は少しキツイ。

当時会社は土曜日も出勤日仕事を午前中で終わらせてから午後よりバスにて出発。

次の日、渋滞している事が殆どで会社に戻る時間は21時が当たり前そこから帰宅して次の日仕事。会社からの暗黙の掟として旅行の次の日は絶対に休むなと社長が目を光らせているので基本休む人はいない。流石のOさんも休まない(でもOさん基本社員旅行来ないんだよね)

 

会社に1年近くいると色々見えてくる。

いくら見習いとはいえ理解が出来ない事は確認しないと居られない性分なのでちょくちょく諸先輩方に睨まれていました。

会社には営業が社長も入れて4人います。会社には営業車なるものが在りその4人が一人一台所有していました。

ちなみにその4人社長長男、工場長次男、営業三男、親戚営業課長要するに同族会社ですよ。

 

気になった私は、社長に聞いて見た!

そこに、話を聞いていた工場長が鬼の形相で入って来た!

工場長「見習いの分際で何言ってやがる!」「10年早いんだよ」「仕事覚えてから言え」

えっ・・・・

気になった事聞いたのに怒られた!

「絶対10年後聞いてやるから答えろよ」と心で思いグッとこらえる私であった。

 

ここから、私の世の中の矛盾!己の矛盾!

 

・社用車なのに会社名が入っていないのか。

・営業車なのに何故皆高級車ばかりなのか。

・社用車なのに出勤に使用して良いのか。(日曜日も乗っていました)

 

もし宜しければ皆さんの御感想や文句等言って頂ければ幸いです。

あくまで色々な考えがありますからそんな考えをぶつけ合えれば良いかなぁと思っております。